葉酸はビタミンB12とともに赤血球を作り出します

葉酸は、化学名をプテロイルグルタミン酸といい、ほうれん草の抽出物から見出されたビタミンB群の仲間で、ビタミンMとも呼ばれています。ビタミンB12とともに造血を助けることが知られています。

葉酸が不足すると、貧血、口内炎、潰瘍になりやすくなります。さらに、妊娠している時や授乳中に不足すると、胎児や乳幼児の発育不全を引き起こすことがあります。

葉酸のはたらき
葉酸はビタミンB12とともに、補酵素として、赤血球を作り出すはたらきがあります。赤血球は4ヶ月で死滅しますが、新しい赤血球を作るのに葉酸が足りないと、正常な赤血球ができず、貧血になってしまいます。

ホモシステイン酸という含硫アミノ酸の血中濃度が上昇すると心臓病のリスクが高まることが知られていますが、葉酸はホモシステイン酸の血中濃度を抑え、心臓病を予防します。

また、女性が妊娠前から摂取すると、先天性奇形のリスクを軽減できるといわれており、アメリカなどでは妊娠の可能性のある女性に摂取がすすめられています。

葉酸の摂り方
緑黄色野菜、肉、魚介、牛乳、海藻など、多くの食品に含まれています。野菜類は購入したての新鮮なものを食べるか、酸素や光に弱いので、暗い場所に保存しておきましょう。

ほかのビタミンB群やビタミンCとともにはたらくので、葉酸だけではなくほかのビタミンも多く含む食材を選ぶことが大切です。