コリンは血圧を下げるアセチルコリンの材料です

コリンは豚レバー、牛レバー、卵、大豆などに含まれる水溶性のビタミン様物質で、血管を拡張させて血圧を下げるアセチルコリンの材料になります。体内でも合成されますが、飲酒量が多いヒトや脂肪を多くとる人は、食事からの摂取も心がけましょう。

コリンのはたらき
コリンは、血管を拡張させて血圧を下げるアセチルコリンという物質の材料になっています。十分なコリンがあれば、高血圧の予防になります。

また、コリンは細胞膜を構成するレシチンの材料になります。レシチンは血管壁へのコレステロールの沈着を防いだり、肝臓に脂肪がたまらないようにはたらくので、脂肪肝や動脈硬化の予防になります。

また、コリンは脳の記憶を形成する部分に働きかける働きもあります。この頃忘れっぽくなったと思う人は、ひょっとするとコリン不足が原因かもしれません。

コリンのとりかた
コリンは体内で合成されていますが、それだけでは十分ではなく、食事からの供給が必要となります。1日の推奨摂取量は500〜2000mgとなっています。

1食分の豚レバーを50gとするとコリンは約320mgも含まれているので、大変効率がよい食べ物といえるでしょう。レバー類が苦手な人は卵もオススメです。卵1個で200mg以上のコリンが摂取できます。ただし、卵はコレステロールも高いので注意しましょう。