ビタミンとミネラルは栄養機能食品でとることができます

ビタミンミネラルは、体内でつくられないか、つくられてもわずかであるため、食べ物から必要量を摂取する必要があります。ところが、必要なビタミンやミネラルを食事から十分にとれない場合があります。その不足分を補うために、「サプリメント」としてビタミンやミネラルを補給する人が増えています。

「保健機能食品」のうち、2001年に制度化された「栄養機能食品」の成分として指定されているのが、ビタミンとミネラルです。現在ビタミン12種類、ミネラル5種類が認定されています。何らかの理由でビタミンやミネラルの摂取量が不足している場合には、利用するとよいでしょう。

栄養機能食品を利用する必要があるか、あるいは、どの栄養素を選べばよいかは、次の2つの点から判断します。

1.過不足のある食品や栄養素
野菜類、特に緑黄色野菜には、多くのビタミンやミネラルが含まれています。例えば、外食が多く、野菜の摂取量が少ないなどの場合、ビタミンやミネラルが不足していることが考えられます。

また、豚肉にはビタミンB1が豊富です。豚肉が苦手でほとんど食べてない場合、ビタミンB1不足が考えられることがあります。このように、日頃の食生活を振り返り、不足している、あるいは過剰な食品や栄要素がないかをチェックします。

2.自覚症状
例えば、「ビタミンB2が不足すると口内炎になりやすい」など、ビタミンやミネラルが不足すると、さまざまな症状が起きる可能性があります。立ちくらみ、食欲不振、皮膚や髪の毛の状態が悪くなる、疲労感、脱力感、体調不良など、最近の自覚症状から、不足しているものがないか判断します。

摂取の目安
栄養機能食品に指定されたビタミンとミネラルは、種類ごとに摂取量の「上限値」と「下限値」が定められています。この数値の間が、とりすぎによる副作用などの心配がなく、効果が得られる範囲です。栄養機能食品の摂取目安量はこの範囲内に設定されています。

過剰に摂取した場合
ビタミンやミネラルを長期にわたって過剰に摂取すると、体に色々な弊害が出ることがあります。特に脂溶性のビタミンAやDは、体内の脂肪組織に蓄積して、過剰症(急性では頭痛や嘔吐、慢性では食欲不振など)を起こすことがあるので注意が必要です。

水溶性のビタミンCやB群の場合、多少とりすぎても、その分は尿に含まれて体外に排出されるので、あまり神経質にならなくてもよいでしょう。