特定保健用食品の種類

コレステロールを調節する飲料や、血糖値を調節する食品など、目的別にいろいろな種類があります。いずれも目的としている問題点を改善することが期待できます。どのような仕組みで効果を発揮するのか、例を挙げてみていきましょう。

コレステロール調節
食物繊維にはコレステロールが腸管から吸収されるのを抑制するはたらきがあります。また、大豆タンパクには、血中のコレステロールを減少させるはたらきがあります。これらの成分を含む食品には、コレステロールの上昇を抑える効果があります。

血糖値調節
食事をすると、だれでも血糖値が上昇します。最近、食後の血糖値の極端な上昇を抑えることが、糖尿病の発症予防につながることがわかってきました。食物繊維やポリフェノールには、血糖値の上昇を抑えるはたらきがあります。これらの成分を多く含むお茶などを食事のときに摂取すると、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。

脂肪増加・蓄積抑制
一般に食事から取り入れた脂肪は、消化吸収されて血液中に入り、エネルギーとして使われなかった分が体脂肪として蓄積されます。ところが、構造を一部変化させた脂肪は、直接肝臓に運ばれてエネルギーとして使われます。このような脂肪を含む調理脂は、体内に脂肪分が蓄積しにくいことがわかってきました。

特定保健用食品はスーパーやコンビニなど、身近なところで購入できます。また、一般に価格も比較的手ごろで、多くの人が利用しやすいものとなっています。

製品には、消費者にわかりやすいように上のようなマークが付いています。
また、「厚生労働省許可」「保健機能食品」などの文字が表示されていますから、購入するときは、それらの文字を確認しましょう。また、製品には、食品の働きや期待できる効果などの機能表示、摂取目安量、注意事項などが詳しく記載されています。

特定保健用食品は、科学的に効果が照明されていますが、効果には個人差があります。また、即効性は期待できないものもあります。ある程度長い期間使い続けることで、効果が得られると考えられます。使うときは、摂取目安量や注意事項などを守りましょう。