セレンが不足すると老化が早まりシミやシワができやすくなります

セレンの体内存在量は体重60キログラムの成人でおよそ11ミリグラムほどあります。
カルシウム鉄分のように一般の人にはあまり知られていませんが、健康維持に非常に大切なミネラルです。

具体的には、抗酸化作用があり、同じ作用のあるビタミンEとともにはたらいたとき、効果が増します。がん抑制作用も注目されています。

普通の食事では不足したりとりすぎたりすることはありません。仮に不足すると、細胞やコレステロールの参加が早く進み、老化が早まってシミやシワができやすくなったり、冠動脈疾患のリスクが高まります。

また、疲れやすくなったり、免疫機能が低下して感染症にかかりやすくなり、男性の場合は精力減退もみられます。

セレンのはたらき
私たちの体を構成する細胞膜などには不飽和脂肪酸が含まれていますが、不飽和脂肪酸は酸化されやすく、酸化によってできた過酸化脂質は、組織を老化させたリ動脈硬化の引き金となります。

セレンはこの過酸化脂質を分解する時に働く酵素の重要な成分で、抗酸化作用があり、細胞の酸化を防ぎます。具体的には、老化の進行を遅らせたり、動脈硬化が引き金となる心筋梗塞や脳卒中を予防したり、血行障害や更年期障害の症状を改善したりします。

また、セレンとがんの関係について多くの疫学調査が行なわれていて、セレンの摂取量が少ない人のがんによる死亡率は、通常に比べて高いという報告がなされています。
セレンのがん抑制作用は、がん細胞の増殖を阻害するためであろうと考えられています。

セレンの摂り方
セレンは植物性食品、動物性食品のいずれからでも摂ることができます。中でも含有量が多いのは、魚介類や動物の内臓、肉類です。そのほかには小麦胚芽や玄米、ねぎやにんにくなどにも多く含まれています。

抗酸化作用をより強固にするため、やはり抗酸化作用のあるビタミンCビタミンEといっしょに摂ると効果的です。