脳血管障害には血栓を溶解させ、血管を拡張するEPA
脳には多くの血管があって、脳の組織は、これらの血管から送られてくる血液から、酸素と栄養素を供給されて活動しています。ところが、血液が円滑に送られなくなると、血流が不足した脳の部分に応じて、麻痺や痺れ、言語障害などの、いろいろな症状が現れてきます。これを脳血管障害と呼び、突然起こるのが脳卒中です。
脳卒中には、脳の血管が詰まったり、狭くなって起こる脳梗塞、血管が破れることでおきる脳出血、脳動脈瘤が破れて出血するくも膜下出血があります。
EPA
EPAは魚介に多く含まれている多価不飽和脂肪酸のひとつです。血液中の血栓の溶解、血管の拡張により、血液の流れを浴して脳血管障害を予防し、再発を防ぎます。
DHA
EPAと同じはたらきにより、脳血管障害の予防、改善に効果が認められています。特にDHAは、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす作用が著しく、注目されています。
食物繊維
水溶性の食物繊維には、血中コレステロール値の上昇を抑制する作用が認められています。コレステロール値が下がれば、脳血管障害の危険も小さくなります。
タウリン
タウリンの交感神経抑制作用が、食塩の取りすぎによって起こる高血圧を改善します。また、タウリンには血中コレステロールを下げる作用や、血栓を防ぐ効果も認められています。以上のことから、脳血管障害の予防、再発防止に効果が期待できます。
カリウム
食塩をとりすぎると体内のナトリウム濃度が上昇し、それを薄めようとして水分が血液中に引き込まれるため、循環血液量が増した血圧が上がります。カリウムには、腎臓でのナトリウムの排泄を促して血圧を下げる作用があります。高血圧を予防、改善することで、脳血管障害に有効です。
ポリフェノール
LDL(低比重リポタンパク)は動脈硬化を引き起こすため悪玉コレステロールと呼ばれていますが、酸化されることに問題があります。ポリフェノールはLDLの酸化を抑制して動脈硬化を予防し、脳血管障害を防ぐ効果が期待できます。